アメリカ疾病対策センターによると5月10日に新型インフルエンザのウイルス株を
医薬品会社に提供できるということだ。
これで今回の新型インフルエンザに関しては、本格的に開発に取り組める。
国際製薬団体連合会(IFPMA)加盟の製薬会社16社がWHO(世界保健機関)と
パンデミックワクチン開発で協力体制をとっているという。
ウイルス株を受理後、12ヶ月以内で25億人分を製造できるとしているようだが、
現在の世界総人口は67億8千万人、毎日20万人増えているそうだ。
感染者が何人に増えるかわからないが、新型インフルエンザに関しては、
諸説があるが、罹患率20~50パーセントらしい。
50パーセントに近いとワクチン不足になる。
それに通年用のインフルエンザワクチンと平行して製造するとなると生産量はわからない。
日本でも、4社がウイルス製造能力があるとのことだが、
新型か通年用か判断を出しかねているとのニュースも目にした。
一方で、今回の新型インフルエンザは感染しても軽症例が多いとの報道もある。
1918年のスペイン風邪のときも、6ヶ月後くらいから強毒性を持ったとの記事を
読んだ記憶がある。
ウイルスは変異するものとの頭があるのでどうも一抹の不安は解消されない。
日本を襲ったスペイン・インフルエンザ
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