2009年5月20日水曜日

新型インフルエンザ感染拡大と押谷仁教授の警告



近頃のメディアの報道は、新型インフルエンザに関して、
季節性インフルエンザと同じという論調に傾きつつある感じだ。

しかし、東北大学の押谷仁教授は、季節性インフルエンザとはまったく違う、
新型インフルエンザでの死亡者には一部の健康な人も含まれ
「ウイルスが直接死因になっている」と警告している。
重症者はICU(集中治療室)での治療の必要性があるが、
日本政府の医療政策でICUが削減されて十分な施設数がないことも指摘している。
ここにも国民生活軽視の政策が現れている。

押谷仁教授はWHO(世界保健機関)の新型インフルエンザ対策に
従事しているので、これらの指摘は真摯に受け止めて、
新型インフルエンザ対策の行動計画に反映してもらいたく国、厚生労働省にお願いしたい。

今日は、兵庫県、大阪府以外でも、滋賀県、神奈川県、東京都で
新型インフルエンザの感染が確認された。

特に、東京は日本の人口の1割が居住している。
隣接する千葉、埼玉、神奈川も入れると相当な人口になる。
人口密集地帯で交通機関も網の目のように整備されていてる。

都初の感染患者が都心から少し離れた八王子といっても
私立洗足学園(川崎市高津区)に通う女子生徒だという。
同学園の川崎市に住む女子生徒も感染が確認されている。

東京、神奈川で感染者が出たので、今後はかなりの感染の拡大が予想される。
感染者が増大したとき、押谷仁教授の危惧が現実のものにならないように祈りたいが・・・


東京都内乗合バス・ルートあんない(no.15)
無水エタノールP 500ml

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090520-00000174-jij-soci

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