2009年5月31日日曜日

よくも悪くも日本人は「喉元過ぎれば熱さを忘れる」



喉元過ぎれば熱さを忘れる。新型インフルエンザ報道に関しては、この諺がぴったり当てはまる。
毎日、まだ感染者は出ている。
しかし、症状が軽いことも影響しているのだろう、ここ数日はまったくこの話題はニュースで出てこない。
まあ、過熱報道して騒ぎすぎたという反省がマスコミにはあるのかもしれない。
それとも国民が興味を失った話題は報道に値しないのか。

私としては、報道はしなくても地道な取材は続けていてほしいと願っている。

今回発生した新型インフルエンザが軽いものでラッキーだった。
高病原性のインフルエンザ発生時の予行演習と考えて、
係わった人たちがきちんとした検証をそれぞれが行ってほしい。

申し訳ないが、今回の対応を見ていると、まったく心もとない対応で、
高病原性のインフルエンザなら、かなりの死者が出ていると予想される。

秋からは再び流行が懸念されている。
マスコミの方々には素早く的確な情報の提供をお願いしたい。


ジャーナリズムの方法

不況の影響か、イベントも低調



隣町の「交流イベント」に出かけた。
例年、フリーマーケットコーナーもあるので、並んでいる商品をぶらぶらと見て回るのも楽しみの一つにしていた。
ところが実際行ってみて驚いた。
例年に比べてフリーマーケットの出店数が甚だ少ない。
主催者側が故意に出店を制限したとは思いにくい。

昨年のリーマンショック以来、景気は最悪だ。
そんな影響が表れているのではないだろうか。
屋台についても同じことが言える。今年はこじんまりしていたなあ。

過去何回か足を運んでいるが、どうも今年は例年より盛り下がっている。
イベントは回を重ねるごとに盛大になりつつあっただけに、
急に風船がしぼんでしまったような会場がやけに寂しかった。

デジカメも持参したが、結局一枚も撮らずに帰ってきてしまった。
都会ではないので、このようなイベントが、そう何度も開催される機会はない。

個人の力ではどうしようもないことだが、心寂しさは拭えない。


なぜ世界は不況に陥ったのか

2009年5月29日金曜日

市が無料結婚相談室を立ち上げ - 税金で婚活支援?



婚活という言葉をよく目にするようになった。それだけ結婚するのは難しいということか。
イベントやパーティを催すところもある。合コンと称して知り合いの場を求める人たちも多い。
婚活を主題にしたテレビドラマもある。社会的な背景もある。

政府が政策で非正規雇用を増やすことに躍起になったために、
生活のめどが立たない人たちも随分増えた。
年収が少ないほど結婚できないという統計もある。

少子高齢化が進んでいるのに、国が真面目に国民の生活を考えてこなかった“つけ”でもある。
今更そんなことを言ってみても仕方がない。
国民が選挙でそういう政党を与党に選んできたのだから。

私の住む町で、行政(市)が無料の結婚相談室を始めた。
田舎なもので少子高齢化に輪をかけて、
若者は都会に出て行く、帰ってこない、老人は増える。

地場産業がないので正直なところ若者の働く場所がない。
緑があり都会と比べて空気がきれいと言っても、人間は霞をっ食っては生きていけない。
若者が市外に出て行くのは、自然の成り行きだと私は思う。

この現実をいままで能天気に放置していたのだ。
その上、平成の大合併とかに踊らされて、わが町も合併し、
補助金で箱物ばかりを作るという愚策を弄してしまった。
人はいないのに箱物の維持費ばかりが嵩む。
分相応ということを忘れていたのだ。

わが町は人口が減っている。
今頃になって危機感を感じたのかどうか知らないが、
市が無料の結婚相談所を始めたのは上記のような経緯があるのだろう。

「市内在住または在住する意志のある20歳以上の独身の男女」が登録の権利を有するらしい。
この目論見がうまくいくことを市民の一人としては願っているが、
結婚に対する女性の要求は高く、それに見合うだけの男性が
果たしてこの市内にどれだけいるのだろう。

在住者はともかくとして、財政再建に大鉈を振るえないような、
財政再建団体に転落しそうな産業もないわが町に、健気にも在住しようとする若者が増えるかどうか、
今回の企画を私は興味をもって見守っている。


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2009年5月28日木曜日

パソコン、買っちゃいました



コンピュータの買い換えが、私にとって大きな問題になった。
いま使用しているパソコンの調子がすこぶる悪い。作業=仕事にかなり影響するのだ。

友達が言うには、トラブルが発生するようになれば再インストールするのが一番の解決方法らしい。
しかし今使っている状態がお釈迦になっては困る。
きちんとバックアップをとって手順を追って進めていければ、
作業に支障をきたすことなく再インストールできるかもしれない。
でも、過去にハードディスクがクラッシュしたとき、
クラッシュ直前の状態に復元するのに時間も労力も半端じゃなかった
記憶があるので、無意識にそのときのことが脳裏をかすめ、
なんとなく踏み切れないでいる。

新聞を読んでいたら、パソコンの応援キャンペーンをやっていた。
悩みはしたが期限が今日までなので、思い切って購入した。
オプションでこまごまと追加していくと、かなり価格が嵩んだが、
まあ、仕方ない。
パソコン自体のトラブルからは解放されそうだが、やっぱり支払いが痛いなあ。
頑張って仕事に励むしかない。
新しいパソコンの到着が待ち遠しい。


マインドマップ練習帳

2009年5月27日水曜日

今日の神戸、新型インフルエンザの影響か寂しい



ちょっと用事があったので、神戸に出かけた。
場所はオリエンタルホテルだったが、パーキングはガラガラだった。
ロビーにはまばらに人が見受けられたが、普段のホテル然とした雰囲気はなかった。
やはり新型インフルエンザの影響だろう。
この前のテレビニュースでは予約キャンセルが相次いでいる様を報道していた。
私が心配しても仕方がないが、これだけ人(客)が少ないとホテル側も大変だなあと実感した。

時間帯にもよるだろうからあまり断定的なことはいえないが、
神戸の街中、三宮あたりでも人がまばらな感じだ。
新型インフルエンザ騒動以前はもっと賑わっていたことは確かだ。
通勤通学時はマスク姿の人たちが多いのかもしれないが、
街中を車で走っていても、警備員以外の人たちはほとんどマスクをしていないことに気が付く。

テレビでの映像からイメージしていた神戸とはかなり異なるものだった。
震災から立ち直った神戸だが、今日の風景は寂しい。

インフルエンザに対しては個々人ができることをやるしかない。
私の主治医曰く「インフルエンザウイルスは蔓延していますから、手洗い、
うがいをきちんとして、栄養のあるものを食べてよく寝ることです」。


新型インフルエンザ完全予防ハンドブック

2009年5月26日火曜日

イチゴ狩り



何十年ぶりだろう、イチゴ狩りに出かけたのは。

制限時間は1時間。
いやあ、バイキング形式の食事じゃないのだから、
いちごだけで1時間はたっぷり過ぎるほどだ。
ゆっくり選んで食べても、イチゴ好きの私でも30分ほどで最早食べられない。

隣の列からも「もうしばらくは、イチゴはいいわね」と話し声が聞こえてくる。

最初からコンデンスミルクにつけて食べるとあまり食べられないとの知識があった。
それにせっかくイチゴ狩りに来ているのだから、
イチゴそのままの味を楽しもうと色づきのいいものを選んで食べていったのだが、
不思議。
必ずしも甘いものばかりではない。
外見はそんなに熟していそうでもないものがけっこう味がよかったりするのだ。
イチゴの糖度はどのように決まるのか、素人の私には分からない。

兵庫県内のイチゴ農園に出かけたのだが、
インフルエンザの影響かほとんど客がいない。
農園の人に尋ねたら「団体での予約はほとんどキャンセルですねぇ。個人のお客さんも気にする人はキャンセルされますし」とのことだった。

「憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥」(芭蕉)
(句意を捻じ曲げちゃって、しーゃせ~ん!)


なぞり書き芭蕉全句
えんぴつでなぞる芭蕉・おくの細道

2009年5月25日月曜日

パソコンの不具合に悩む



近頃とみにパソコンの調子がよくない。
画面が「凍る」わけではないのだが、「応答なし」状態になり、いくらクリックしても埒が明かない。
こんな状態がしばしば起こる。
せっかく作業完了間近になり「応答していません」のメッセージがでると平常ではいられない。

それに加えて数日前からは、コピー、貼り付けの機能不全を起こし始めた。

2002年に購入したものだからもう7年が経つ。
当時としては、デスクトップとノートパソコンを足して2で割ったようなパソコンで
かなり斬新なモデルだった。
CPUの性能は現在のものに比べるとかなり劣っている。
メモリは最初の4倍にした。HDの容量も微々たるものだ。
パソコン本体のHDでは最早対応できないので外付けHDにも頼っている。

インターネットでダウンロードするデータ量も大きくなるばかりだ。
徐々にこのパソコンでは対応しきれなくなりつつあるのは感じている。

トラブル発生時に電話サポートの人と話していると、パソコンは消耗品で
2~3年のサイクルで買い換える商品だそうだが、私はそこまで余裕がない。

初期化というか再インストールすれば少しはましになるのかな。
それとも7年使えば上等、と、そろそろ買い替えないとダメなのかなぁ。


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2009年5月24日日曜日

新型LSIによりボンヤリがクッキリ高画質に



NECエレクトロニクスが、新しいLSIを開発したらしい。
なんでもそのチップ1枚で、ビデオカメラの録画映像や普通のDVD映像を
フルハイビジョンテレビに繋げれば、フルハイビジョンそのものの高画質で
見られるそうだ。

ブルーレイのようなディスクは、もちろんブルーレイプレイヤーも含めて、
必要なくなるってこてなのかな。

フルハイビジョンテレビの画素数は普通のDVDの6倍もの高画質らしいのだが、
開発されたLSIが高画質に補正してくれるというのだ。

近頃は、家電製品は何でも高画質化が進み、記憶媒体容量がどんどん大きくなっている。
データが重くなりすぎて以前のものがすぐ使えなくなる。
そんな悩みを解決してくれるって理解してもいいのだろうか。

願わくば、そのLSIを搭載した機器を買わなくても、
アダプタのような形を考えてもらいたいものだ。
そうすれば、いま持っている機器も利用できるのだが。
古くなった機器をどんどん捨てるサイクルを作ると、
メーカーにとっては儲かるかも知れないが、
廃棄された機器の処分で地球温暖化にも影響を与えるので、
新技術を取り入れたエコになるんじゃないのかな。

どんな形で新型LSIが姿を現すか注目したい。


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2009年5月23日土曜日

韓国の前大統領・盧武鉉(ノムヒョン)氏の自殺



韓国は、いつも大統領が退任すれば検察の手が入る。それをどう考えるべきか。
韓国大統領って在任中に一体何をしているのだろう、といままでも不思議に思ってきた。
在任中はよっぽどおいしい“職”なのか。

前大統領の盧武鉉(ノムヒョン)氏も、640万ドルの不正資金疑惑で取り調べ中だった。
クリーンな人権派弁護士から大統領に登りつめた印象が強いだけに、
収賄絡みの事件には、「・・・、お前もか」との思いがある。
棚上げされていたが、国家記録物流出事件も記憶に新しい。

その盧武鉉(ノムヒョン)氏が自殺した。
パソコンに遺書を残し、自宅裏山から飛び降りた。
遺書も公開されているので目を通したが自殺の理由ははっきりしない。

被疑者(盧武鉉(ノムヒョン)氏)死亡のため、起訴できないとの理由で
捜査はこれで打ち切りらしい。
現実に前大統領夫人や家族には大金が渡っている。

なんだかスッキリしない幕引きである。


日韓関係と韓国の対日行動

2009年5月22日金曜日

免疫保持の可能性、キーワードは1957年-新型インフレエンザ

新聞を読んでいたら、目に留まった記事がある。
新型インフルエンザ絡みだが、1957年以前に生まれた人は、
いま流行している新型インフルエンザの免疫を持っている可能性があるという、
アメリカ疾病対策センターの発表だ。
いま51~52歳以上の人だ。
もちろんその年までにH1N1型に暴露している必要があるのだろう。



この1957年は、スペイン風邪(インフルエンザ)ウイルスH1N1型が、
H2N2型のアジア風邪(インフルエンザ)に取って代わられた年だそうだ。

1977年にH1N1型のインフルエンザAソ連型が現れるのだが、
これはどこかの国の研究所から流出したらしい。
この流出事故?を考えると恐ろしくなる。

感染症の天然痘を人類は1980年に根絶宣言している。
しかし天然痘ウイルスは確かどこかで保管しているはずだ。
こういうウイルスも流出する可能性がある、ということだ。

人を殺すために生物兵器を研究開発している国もある。

そう考えると、一応、現在のところ弱毒性のインフルエンザ情報に
一喜一憂しているのは馬鹿げているような気もしてきたなぁ。


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2009年5月21日木曜日

裁判員制度、今日5月21日スタート

裁判員制度が今日5月21日から開始された。日本の司法制度で大変大きな改革である。
しかし巷では、制度が始まったにも拘らずまだ賛成反対の意見が飛び交っている。
早速、インターネットニュースでは、この制度に反対する裁判員候補者の一人が
過料を払ってでもやらない、と記者会見したことを配信している。



私は抽選で外れたためか、裁判員候補者通知は今現在届いていない。
個人的には裁判員として裁判に参加したいと願っている。
実際の裁判に身を置くことで理解できることもあるだろう、と期待しているのだが。

裁判員の候補者は、衆議院議員選挙権を持つ資格者ということだから
候補者の年齢は二十歳から上限なしだ。いろんな免除があり辞退できる場合もあるが、
原則、拒否できないことになっている。
日当は一日一万円以内、交通費、遠隔地から出てくる人には宿泊費も支給される。

国民の声を司法に取り入れるというけれど、その点については少々疑問が残る。
まず裁判員は一審しか参加できない。
そして人数は、裁判員6名、裁判官3名の合計9名で一つの事件を
審理・評議することになるのだが、判決は過半数では決まらない。
少なくても裁判官1人以上の有罪決定が不可欠である。

早い話、国民代表の6人が全員有罪としても、
裁判官が1人も有罪に賛成しなければ、無罪である。
これって問題だよね。
これじゃ声を取り入れる、っていえないのじゃないだろうか。

それに裁判員には守秘義務があり違反すると罰金が科せられる。
しかし裁判官は違反してもお咎めがないってのは、ちょっと国民を馬鹿にしてるよね。

余談だけれど、アメリカの陪審員制度では守秘義務はなく、
その経験談を出版する人もいるようだから、国が違えば考え方もいろいろだ。

裁判員選任のときも、地裁で面談するらしいのだけれど、
候補者(国民)をいかなる理由でも不選任できる。
いかなる理由とは、極端な話、候補者の顔が嫌いだとの理由でもO.K.ということだ。
せめて不選任の場合は、その理由をはっきり示す必要があると私は思うけれど。

なんだか、やっぱり裁判官が上で、裁判員(国民)が下って感じますね~。
でも少しは司法制度に針で突っついたような穴は開いたような気もしている。


ガイドブック裁判員制度

2009年5月20日水曜日

新型インフルエンザ感染拡大と押谷仁教授の警告



近頃のメディアの報道は、新型インフルエンザに関して、
季節性インフルエンザと同じという論調に傾きつつある感じだ。

しかし、東北大学の押谷仁教授は、季節性インフルエンザとはまったく違う、
新型インフルエンザでの死亡者には一部の健康な人も含まれ
「ウイルスが直接死因になっている」と警告している。
重症者はICU(集中治療室)での治療の必要性があるが、
日本政府の医療政策でICUが削減されて十分な施設数がないことも指摘している。
ここにも国民生活軽視の政策が現れている。

押谷仁教授はWHO(世界保健機関)の新型インフルエンザ対策に
従事しているので、これらの指摘は真摯に受け止めて、
新型インフルエンザ対策の行動計画に反映してもらいたく国、厚生労働省にお願いしたい。

今日は、兵庫県、大阪府以外でも、滋賀県、神奈川県、東京都で
新型インフルエンザの感染が確認された。

特に、東京は日本の人口の1割が居住している。
隣接する千葉、埼玉、神奈川も入れると相当な人口になる。
人口密集地帯で交通機関も網の目のように整備されていてる。

都初の感染患者が都心から少し離れた八王子といっても
私立洗足学園(川崎市高津区)に通う女子生徒だという。
同学園の川崎市に住む女子生徒も感染が確認されている。

東京、神奈川で感染者が出たので、今後はかなりの感染の拡大が予想される。
感染者が増大したとき、押谷仁教授の危惧が現実のものにならないように祈りたいが・・・


東京都内乗合バス・ルートあんない(no.15)
無水エタノールP 500ml

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090520-00000174-jij-soci

2009年5月19日火曜日

感染拡大予防の休校措置でわかる学校の指導力



新型インフルエンザの感染者が多数出ている兵庫県と大阪府では、
昨日から休校措置が取られている。
目的は、もちろん感染の拡大を防ぐためだ。
生徒は自宅待機が原則だが、繁華街をたむろする中高生が目立つ、
と各メディアは伝えている。
「家にいても暇」らしいが「何故休校になっているのか」を
きちんと生徒に伝えないといけないだろう。

しかし、このような若者を作ってきたのは、
この日本社会と大人だから子供ばかりを責めるわけにもいかない。

私見だが、中高生になってから社会のルールを教えてももはや遅きに失している。
小さなときから、まず家庭でしつけ、学校に上がってからは、
もちろん並行して家庭でもしつけは必要だが、
学校がきちんとした教育をしなければ人間は育たない。

教育現場での不祥事がよく報道される。

5月17日のブログにも書いたが、大阪府教育委員会や
関西大倉高校の新型インフルエンザ絡みの対応だけを見ても、
これじゃ、子供たちにまともな教育はできないな、と危機感を感じたのは事実だ。

感染拡大を防ぐための休校中の生徒の行動、
このことからも現在の学校が、生徒を指導できていないことの証左である。

ある程度まともな社会じゃないと国民は幸せな生活はできない。
幸せな日々を送るためにも、教育には人材と予算を投入してくださいな、国の責任者殿。


子供の潜在能力を101%引き出すモンテッソーリ教育

2009年5月18日月曜日

温泉でのんびりできたのはいいけれど・・・(新型インフルエンザの蔓延はいただけないなぁ)



神戸からは少し離れているが、いつものように温泉施設へ出かけた。
今日のお昼には新型インフルエンザ感染者が130人になったとニュースでは伝えていた。
現時点で感染者の出ているのは兵庫県と大阪府だけだ。
そして兵庫県が圧倒的に多い。

このような状況で温泉へ行くのは少し躊躇する。
感染の可能性が・・・との一抹の不安があることは確かだ。
しかし自宅の風呂が壊れているのでシャワーばかりというわけにもいかない。
季節柄シャワーには適さない寒い日もかなりある。

まだ私の町は感染者の発生がないので、意を決して出かけた。
やはり考えることは皆同じということだろう。温泉場には極端に人が少ない。
それでも客は10人ほどいただろうか。

人が少ないと入浴者にとって恩恵がある。
大きな湯船に一人でのんびり浸かるのは快感である。
それに人が少ないのだから当たり前といえば当たり前だが、お湯がきれいだ。
経営側にとっては、これじゃ、まったく赤字だろうな。

私の地元にはこれといった産業はない。
サラリーマンは阪神間へ通勤している人が多い。
このことを考えると、新型インフルエンザの感染者が出るのは時間の問題だろう。
そうなると、この温泉施設も一時閉鎖になるのだろうな。

湿度などの関係で、夏の間は、新型インフルエンザは小康状態になりそうだが、
秋口からまた流行しそうだ。
豚インフルエンザウイルスは人間の体内では猛烈な速さで変異を繰り返すそうなので、
高病原性を獲得する可能性も否定できないそうだ。
4,000万人が亡くなったスペイン風邪も今回と同じH1N1型だったので、
秋以降はより注意が必要だ。

2012年で世界が変わるとか滅亡とか言う説もある。
今回の新型インフルエンザの発現、
近い将来に発生の可能性のある高病原性鳥インフルエンザの脅威を念頭に置くと、
2012年と聞くと時間的になんとなく不安を覚える数字ではある。


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2009年5月17日日曜日

新型インフルエンザ対応からみる学校というブラックボックス



寝屋川市の大阪府立高校の生徒・教諭がカナダからの短期留学を終え、
成田に到着し、検疫で新型インフルエンザに感染が確認されたとき、
大阪府教育委員会の会見があり、生徒たちをカナダから
早期に呼び戻さなかったことへの質問に、「カナダの感染者が少ない」ことを理由にあげていた。

生徒らの留学中、カナダでは毎日、カナダ保健局が
インフルエンザ感染者が増えていると発表しているし、
人から人への感染も発生した旨報道している。

これらの事実をきちんと把握した上で、生徒たちに留学を続けさせる、
との判断を下したのなら、それなりの考えがあったのだろうと納得もできる。
感染者が少ないとの理由には、カナダでの実態にまったく無頓着な
府教育委員会の態度がみてとれ、あきれ果てた。

今回の、新型インフルエンザの集団感染が疑われる大阪府茨木市の
私立関西大倉高校の対応にも危機意識の欠如を感じてならない。

新型インフルエンザは世界各地で感染が広がっている。
人から人への2次感染だ。

日本では4月下旬から5月にかけての大型連休で海外旅行に出かけた人も多い。
感染国からも日本への観光客がいる。
これらの状況を把握していれば、自分たちの高校で、
学年閉鎖をするほどインフルエンザの症状を訴える生徒たちが多くなれば、
一人くらい学校関係者で新型インフルエンザを疑う人はいなかったのか。
テレビで教頭の会見を聞いたが、新型インフルエンザだとは思わなかった、
との言葉に、一体、日本の教育現場はどうなっているのか、
と開いた口が塞がらなかった。

このような対応しかできないような学校は、常識からあまりにもかけ離れた
組織なのではないか。世間では、学校の教師は常識がない、とよく聞く。
けだし名言だ。

今回の一連の新型インフルエンザ騒動で本当によくわかった。
教職免許の更新だけで事足れりという問題ではない。
教育委員会をも含めた抜本的な教育改革が早急に必要である。


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2009年5月16日土曜日

神戸で人から人へ感染確認、新型インフルエンザ



お昼前、渡航歴のない神戸高校の3年生の国内初となる
国内での新型インフルエンザ2次感染が、国立感染症研究所の再検査で確認された。

その後、同校の感染を疑われていた2年生2人も陽性が確認された。
兵庫高校の女子生徒5人も感染が確認された。

大阪でも茨木市の私立高校生の濃厚感染が疑われている。
インフルエンザ症状の生徒が多数出たので、
高校では5月13日から2年生の学年閉鎖を実施している。
その日以降毎日、インフルエンザ症状の欠席者がでているが、
大阪府がこの事態を知ったのは16日だったという。

このタイム・ラグは一体何を意味するのだろうか。

神戸市の場合も、5月12日に、神戸市医師会の新型インフルエンザ会議があり、
その場で4高校くらいでA型インフルエンザが流行っているとの
話題が出ていたにもかかわらず、出席者の市の予防衛生課長は
環境保健研究所への報告を怠っていたという。
予防衛生課長の仕事とは一体何をするのだろうか。

これだけ毎日、新型インフルエンザで騒いでいるが、
責任のある当事者の反応には首を傾げざるを得ない。
仕事の揚げ足を取る気はないが、職責というものをどのように考えているのだろうか。

今回の新型インフルエンザの致死率が0.4パーセントということなので
気が緩んでいるのではないのだろうか。
60~80パーセントの致死率の高病原性鳥インフルエンザが
発生したときには、きちんと対応してくれるのだろうか。
心配である。


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2009年5月15日金曜日

食を楽しむ



昨日は「もやし」人気だという話を書いたが、いつもいつも節約では、段々気が滅入ってくる。
時々、外出先で食事をとることもある。
先日、ファミリーレストランで円高還元とかいう名目でステーキがいつもより安くなっていたので、思い切って注文してみたが、紙のようなステーキでガッカリした。

いつものように今日もスーパーに買い物に出かけた。
19時頃だったのでかなりの惣菜、生ものが値引きされていた。
ステーキ用の牛ヒレ肉が20パーセント程安くなっている。
先日の紙のようなステーキしか食べてなかったので、思い切って買った。
もちろん小さなステーキ用だ。
それと泉州水ナスの漬物が半額以下。それを買って帰った。

私は、本当はブルーというレアよりも焼きの少ない、
ほとんど生肉に近い状態のステーキが好きなのだが、
まぁ今日はレアでいただいた。
いやあ、生きててよかった!感激した。
小さいながらも厚さがあり軟らかくとろけるような肉でニンニクの香りと
軽い塩コショウ味がなんともいえなかった。それに泉州水ナス。
赤ワインでも傾ければ、昔日のフランスが蘇るのだろうが、まぁ、そこは発泡酒で・・・ 
久しぶりに贅沢をしたが、ドーパミンたっぷりの至福の満足感を味わった。


調理以前の料理の常識
調理以前の料理の常識(2)

2009年5月14日木曜日

日本社会の帰着、「もやし」人気



近頃「もやし」が人気を集めているそうだ。
安さだけではなく栄養もあり、ということらしいが、やはり値段の安さが大きな要因だと思う。

私はほぼ毎日スーパーへ買い物に行くので消費者が何を買っているのかよくわかる。
安いところでは、もやし1袋18円だ。別のスーパーでは38円だが、
安売りで20円台になったりすると、売り切れのお詫び札がいつも立っている。
スーパーでは近頃はとにかく安いものがよく売れている。

徐々に景気は上向いてきているとかいうことも聞くが地元(田舎)ではほとんど仕事の口はない。
まともな給料をくれるところなど田舎では公務員ぐらいじゃないだろうか。
まあ、そんなことを言っても政治が何かやってくれる訳でもない。

そういえば、今日のニュースで自殺を取り上げていて、無職の人の自殺が多い
といっていたような記憶がある。そのほかには失業を苦に・・・ とか、そのような報道だった。

仕事も見つからないし、生活保護も簡単にはくれないとなったら、
選択肢は自ずと決まってくるのは明らかだ。

何でも自己責任にしたがる政治じゃどうしようもないわな。
生きていくには自分自身でなんとかしないと仕方が無い。
できなければ悪に走るか死ぬしかない、という社会も悲しい限りだ。

「カネがすべて」の社会をひたすら作り、カネのあるところにカネが集まり、
カネのないところにはカネが入ってこないシステムを作り上げてきたのだから
自業自得かもしれないね。

「栄養価の高いもやし」をまだ買えるだけ、私は幸せだ。


洗脳の世界
洗脳支配

2009年5月13日水曜日

原因不明の眠気

病院の予約日だったが、先生が急用で帰られたとのことで、
結局、受診せずに病院を出ることになってしまった。
まぁ、仕方が無い。医者は普通の職業ではないので、
何らかの緊急の出来事には臨機応変に対応しなければならないものだ。

帰る途中、昼食をとってから急に眠気に襲われた。全然抜けない。
眠くて倒れそうな感じで、その上、体もだるくてどうしようもない。
近くの家電量販店へ立ち寄って、マッサージチェアを利用したが体は楽にならない。

今日は温泉施設にも行く予定になっていたので、サウナで倒れないか心配したが
何とか杞憂に終わった。温泉にゆったり浸かれば、この体のだるさもとれるかな、
と一縷の期待をしたが一向に改善しない。眠気も抜けない。

一体どうしたことだ。普段なら、昼間眠くなってもしばらくすれば眠気は覚める。
もう12時間くらいこんな調子だ。
明日はスッキリ目覚めたいものだ。

2009年5月12日火曜日

セッコクの花が咲き・・・



このあいだからセッコクが蕾をつけていたので開花を待ち望んでいた。
白い清楚な花が咲きそろった。
朝、その花たちに挨拶するのが楽しみである。

形のいい古木にもセッコクを根付かせていたが、玄関先に置いていたら盗難に遭った。
どこにでも不届きな輩はいるものだ。

以前、近所の人にこんな話しを聞いたことがある。
一緒に散歩をする仲間の一人が「花泥棒は罪にはならないのよ」と言って、
散歩の途中で花を盗むそうだ。
そのとき、どにような対応をしたのか知らないが、
他人が手塩をかけて育てている花を盗む口実にしては説得力は無い。
それとも私が無知なだけで、花は盗んでもいいものか。不思議な話である。

「猫の額」と呼んでいる家の庭の生垣の木が一本枯れたので
そこにオレンジの木を植えた。二年前のことだ。
どうせ植えるのなら何か食べられる実のつける木にすれば?
という友達のアドバイスに従ったのだが、まずは垣の隙間を埋めるのが
一義的な目的と考えていたので、オレンジの木の成長の遅さには期待を裏切られた。
成長が遅いのは土の影響もあるのかもしれない。

数ヶ月前に観た映画「7つの贈り物」のなかで、
花壇の肥料にバナナの皮がいいと出てきたので、バナナの皮を肥料としてみた。
オレンジの木自体は大きくなったわけではないが、
なんだか枝振りがしっかりしてきたような印象だ。

季節的な要因があるのかもしれないが、
まいにち観察するのが楽しみになった。

植物と触れ合うのもいいものだ。友達にまでなれたらもっといい。


セッコク 昴
セッコク 土佐姫

2009年5月11日月曜日

友達



久しぶりに友達と会った。知り合って20年程経つ。
昨年は4月に会ったが、何年振りだっただろう。

親しい友達に会うのはいいものだ。真夏日の京都だったが、緑が綺麗だった。
外国人の観光客も多く、なんだか昔フランスにいた頃を思い出させるものがあった。
もちろん風景は日本そのもので、京都だからお寺もたくさんある。
しかし、今日会った友達とはフランスで知り合ったことや
そのうちの一人はフランス人だったからかもしれない。

フランスにいた頃は、今日会った友達とは一緒によく遊んだからかなぁ。
友達との共通の世界に入り込んじゃって、外の世界、すなわち今日は京都だけれど、
あまり外には意識が向かなかったのかもしれない。
外国人が多かったこともフランスにいた頃の環境に近かったからかもしれない。

意識が滞仏中に戻り脳が錯覚をおこしたような気もする。
それにその友達との記憶がフランス滞在中のいろいろなできごとと
結びついているからなのだろうか。
いま考えるとなんだか不思議な感覚だった。

「なに言ってんの、パリで会ったんじゃないの!」って言われれば、
あっ、そうか、と答えそうな気もする。

日本に戻ってきて10年以上経つが、移り変わりの激しい現代において、
昔と同じ感覚で付き合える友達が存在することはとても嬉しい。

なんがか今日は生き返った気がした。


「友達力」で決まる!

2009年5月10日日曜日

母の日



今日は母の日だった。
いまの女性は長生きだ。女性の50パーセントが80年以上生きることができる、
と何かで読んだ記憶がある。

私の母はけっこう若くして亡くなった。
せめて平均寿命まで生きていてほしかったが天命だと思わざるを得ない。

母の日が近づくと、いろんな店で母の日のプレゼントに・・・ と商品が並ぶ。
それらの商品を見るたびに、心は寂しさを増していく。
「親孝行したいときには親はなし」とはよく言ったものだ。

仏壇に母の好きだったものでも供えればいいのだろうが、
なんだかそうすることも虚しい。

瞼を閉じて母のことを偲べば、笑顔で話しかけてくる母の姿が見える。
母とはよく馬が合ったというか、仲がよかった。
とても明るい人だった。母がいればその場の雰囲気が、パッと明るくなった。
亡くなってからかなり経つが、まだ母を覚えていられる自分の脳細胞に感謝。


母と子の音楽会 昔話の唄

2009年5月9日土曜日

新型インフルエンザ初感染にみる立派な教育者の多い日本



日本国内で初めての新型インフルエンザ感染者がでた。
遂にでたか! 時間の問題だとは思っていたが。

成田空港へ帰ってきたカナダへ短期留学していた大阪寝屋川市の府立高校生2人と
引率の教師の感染が確認された。
新たに停留措置を取られていた生徒1人が千葉県の検査では
新型インフルエンザに陽性反応が出たらしい。
国立感染症研究所で詳しい検査を行っているらしい。

機内検疫でこの生徒に感染の可能性があればその周りの乗客は
当然停留措置を取られるはずだが、入国後の発覚なので停留をすり抜けている。

アメリカ疾病対策センター(CDC)の5月9日発表によると、
アメリカでは感染者2,254人、感染確認国29ヶ国、感染者は4,300人を超えている。
今後、日本国内でどれくらいの感染者がでるのか注視したい。
重篤な患者が出ないことを願う。

国内初感染が確認された府立高校生たちは、世界で3番目に
感染者の多いカナダで、引率教師の指導でマスク使用をしなかったらしい。
留学主催団体はわざわざマスクを送っているのに。
引率教師の危機管理能力の無さを露呈した形になった。
生徒の健康管理だけではなくウイルスの侵入をできるだけ食い止めようとしてきた
検疫官の苦労にも心及ばずってところだ。

教育委員会の管理体制も問われても仕方ないであろう。

この府立高校も引率教師からの生徒や自身の健康状態の
連絡を受けていながら、教育委員会には何の連絡もしていなかった。

腹立ちを抑えるには、まあ、日本はこんな教育者を闊歩させている
寛大な国なんだ、と思うしかない。

これって幸せな日々を送れる国?


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2009年5月8日金曜日

浮世風呂から現実をみる



浮世風呂の世界というか、風呂で知り合った人とよく話をするようになった。
70過ぎということだ。定年まではサラリーマンだったらしいが、
25歳の頃から株を勉強して始め、そこそこの儲けがあったらしい。
20年前にはその儲けで家も建てたそうだ。

40年働いても年金だけじゃそんなに貰えないから、年金以外で
年に150万ぐらいは入ってくるような道を考えておかないと生活できませんよ、
と私にアドバイスをしてくれる。

その人の言っていることは十分理解できる。
しかし、現在の日本社会で60や65から毎年150万ほどの収入を
どうやって得ることができるか、それが問題だ。

現在すでにお金を持っている人は問題ないだろうが、
労働者の三分の一以上が非正規雇用であり、一部の人を除き
なかなか収入が得られない社会がすでに出来上がってしまっている。

株とかいっても種銭がいる。それも半端じゃない額だ。

その70代の人の話を聞いていると、その人の周りの60代後半以上の人は、
まあそこそこお金を持って人生を謳歌しているように感じてしまう。
必ずしも、お金を持っている人たちばかりでもないし、いいことばかりでないのは
もちろん分かるが、現役世代と呼ばれる人たちとは隔世の感がある。

高齢になって幸せな生活を送れることはすばらしい。
同時に高齢者だけでなく現役世代も幸せな生活を営めるような社会は来るのだろうか。

「額に汗して働いた者が馬鹿をみない社会」と日本国の総理大臣はじめ
政治家はのたまうが、本気でそんなことを考えている政治家は日本にいるんだろうか。
経済状況の悪化で自殺者も増加している。

私は10年位前に日本に戻ってきた。
そのとき感じたのは、日本全国がカネ、カネ、カネしか考えていない社会になっていた、
ということだ。10年も経てばこの環境に慣れたが、異様な社会だと感じたことは確かだ。

私の世代は、学校では「相互扶助」「平等」・・・ といった紙に描いた餅ばかり教育されてきた。
能天気に私はそれらを信じていた。
今更ながら自分の馬鹿さ加減に愛想が尽きる。

最早、サラリーマンとかじゃなく自分自身でなにか収入を得る方法を考えないと
生きていけない時代になった、とつくづく感じている。
幸せな日々を送りたいと思っているが、なかなか現実は厳しおますな。


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2009年5月7日木曜日

新型インフルエンザと抗インフルエンザ剤



世界では拡大を続けている新型インフルエンザ、アメリカでは3人目の死者が出た。
アメリカでの感染者642人、感染の可能性のある人を含めると850人にもなるという。感染者の平均年齢16歳と伝えられている。
1人目の死者はアメリカに治療に訪れていたメキシコ人幼児ということだったが、
2人目は33歳のアメリカ人女性だった。

ヨーロッパでも特にスペインでの二次感染が増えていて、病原性の強弱(高低?)にかかわらず、
WHO(世界保健機関)は新インフルエンザが蔓延するという意味で、警戒レベルを
フェーズ[6]に引き上げることで動いているようだ。

国立感染症研究所インフルエンザウイルスセンター長・田代眞人氏によると、
新型ウイルスの遺伝子解析の結果、変異の少なさから発生したのは数ヶ月前で
発生地はメキシコが有力ということだ。
このウイルスが強毒性を持つ可能性は低い、との見解らしいが、
1918年のスペイン風邪の例もあり、やはり心配である。

遺伝子というとすぐDNAが頭に浮かぶが、インフルエンザウイルスの遺伝子は
RNAでありDNAより変異を起こしやすいらしい。

専門的な話になってくると理解できないのだが、
現存の抗インフルエンザ剤はウイルスの増殖を遅らせる薬剤だが、
現在臨床中のファビピラビルは「ウイルスのRNAポリメラーゼに作用し、
ウイルスの複製を阻害する。鳥インフルエンザA(H5N1)型に有用性が
期待できる(富山化学工業株式会社ホームページ・新薬開発状況、から引用)」と
いうことだ。
一刻も早い開発完了を期待したい。

あと素人考えだが、ウイルスの自然宿主になれる薬剤とかは開発できないものだろうか。


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2009年5月6日水曜日

新型インフルエンザを取り巻く事情



なんだかひどく疲れている。といっても、連休疲れではない。
私はサラリーマンではないので、世間で騒いでいる大型連休とはまったく無関係な
時間の流れに身をおいている。

ここ2ヶ月半ほどず~っとパソコンと向かいっぱなしだ。
平均すると1日10時間ほどか。
それまではいまのような生活環境じゃなかったので、
そろそろ疲れがたまってきたのかもしれない。

認知症のテストで、「今日は何日ですか、何曜日ですか」というのがあるが、
今の私がこのテストを受ければ「何曜日ですか」との問いに
きちんと答える自信は無い。

以前、季節労働をしていたことがあるが、そのときだって、
休みが月に3日で、決まった日ではなかった。
そうなると曜日の感覚がなくなってくる。

若年性認知症もあるが、大多数は高齢者が認知症になる。
毎日が日曜日状態で生活していると、だれだって曜日の観念はな
くなってくる、と思う。

疲れた頭でカレンダーを見ていたら、こんなことをぼんやり考えていた。

現実に戻れば、大型連休を利用して海外に出かけた人の帰省ピークだ。
サラリーマンの多い日本では、カレンダー通りだと明日から仕事、学校が始まる。
まだ国内で感染者が確認されているわけではないが、
なんだか新型インフルエンザウイルスが、あっちへ行ったりこっちへ来たりと
いうイメージが浮かんでしまうのだが杞憂か。
杞憂のまま終わればこんなにラッキーなことはない。

日本では発熱しているという理由だけで、
病院から診察拒否された病人が何人もいる。
診察拒否は医師法か何かで禁止されているはずだが、
このような医療機関が増えればパニックにもなる可能性がある。

WHO(世界保健機関)は警戒レベルをフェーズ「6」に引き上げるべく
動いているという。アメリカ大陸だけではなく、
ヨーロッパでも人から人への二次感染が増えているからだ。

韓国でも二次感染が確認されたのではなかったか。
アジアに感染が広がるとまずい状況が起こりうると
感じているのは私だけではないだろう。
まだ新型にまでは変異していないが、
鳥インフルエンザが完全に押さえ込まれていないからだ。

インドネシアの豚からはH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが見つかっている。
その中の1株はすでに人への感染をするウイルスに変異しているとの
記事を読んだ。
このような状況のなかで新型インフルエンザが蔓延すれば・・・ 
と考えると空恐ろしくなる。

今回の新型インフルエンザへのWHOの対応を見ていると、
あまり信頼に足る行動・対策がなされなかったので、
そのことも心配の種になっている。

感染症の素人の私が、一人悶々としてもどうしようもない事なのはよく分かっている。
全世界で協力して取り組まないと解決できない問題である。
しかし、一方で、政治的・経済的な事情が取るべき対策に影響を与えるのだから
悶々とせざるを得ないのも現実である。


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2009年5月5日火曜日

I love タミフル



ここ数日は毎日、新型インフルエンザの感染疑惑者の発生(発見?)が厚生労働省に寄せられている。
今日も3件あったようだ。そのうちの1件は「強く疑われる」と午後9時のニュースで報じていた。

メキシコを除いては、いまのところこの新型インフルエンザは通常の季節性インフルエンザと症状はあまり変わらない、との発表だが、いかんせん、変異を繰り返しているので、今後どうなっていくのか予想できないところが恐ろしい。

人間がそのウイルスに免疫を持っていないから「新型」と呼ぶのだから、
安心はしていられない。

抗インフルエンザ剤は発症後、48時間以内に飲まないと効果が無い、
といわれるが、
ウイルスに感染すれば24時間後には100万倍に増殖するらしい。
100万倍ってちょっと具体的にイメージできないがすごい数字だ。

タミフルが異常行動を起こさせるのではないかと、問題になったことがある。
その数年前に私はインフルエンザに罹り、タミフルを服用した経験がある。
私の場合は、普通なら高熱と関節の痛さやせきで1週間ほどはウンウン苦しんでいるのだが、
タミフルを飲んだ翌日にはケロッとよくなった。
他人にうつさないようにしばらくは外出は控えていたが、
この薬の効き目にはびっくりした。
もちろん異常行動なんてまったくでなかった。

いまのところは、このタミフルが新型インフルエンザに有効とのことなので、
ワクチン等有効な薬が出来上がるまで、ウイルスが耐性を持たないように願うばかりだ。


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2009年5月4日月曜日

温泉でのんびり・・・



連日、新型インフルエンザのニュースが流れる中、まだ、日本国内で感染者が出ていないとはいえ、潜伏期間もある。
この大型連休には海外への旅行者が50万人もいる。
感染国への日本人旅行者も多いので、国内での発生は時間の問題だと思われる。

そんなことを考えつつ、あまり人混みに出て行くのも気は引けるのだが、
自宅の風呂の具合が悪く問題があるので、私には外風呂は必要な状況にある。

いつものように近くの温泉施設に出かけたのだが、連休なので随分混んでいた。
臨時駐車場まで満車である。

幸い待ち時間は無かったものの少々げんなりしてしまった。
私はサウナが好きでよく利用するのだが、サウナも一杯。洗い場も空きが無い。

近頃、混みそうなときを避けていたので、ゆったり入るのに慣れていたせいもあるのだろう。
人が多いということは、活気があっていいのだが、やっぱりTPOだなあ。

のんびりできない温泉というのも少し寂しい感じである。

温泉でのんびりしたい、とか今は言っているが、これが本当に新型インフルエンザ感染者がでれば、
のんびり、なんていってられなくなる。

「陽水」風にいえば、新型インフルエンザが蔓延するのは非常事態だ。
しかし、風呂はどうすればいいのだ・・・


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2009年5月3日日曜日

忌野清志郎、がんに死す



忌野清志郎 が死亡とのニュースを見て驚いた。
5月2日、がん性リンパ管症のため死去。58歳の若さだ。

がんで治療中なのは知っていたが、いつ頃の映像だろう、
元気そうな忌野の姿がまだ瞼にあったからだ。

忌野清志郎 を知ったのは彼がRCサクセションというグループを組んで
「ぼくの好きな先生」を歌っていた頃だ。
「いまわの きよしろう」と読むことすらわからなかった。
独特の歌い方と奇抜な衣装・格好、そして読み方のわからない
苗字のためすぐ頭には記憶された。

「雨あがりの夜空に」なんかも若者の心を捉える歌だった。
さびの部分で、胸につかえているものがスカーッと抜ける、そんな感じの歌だった。

しかし生前はそれほど気になる存在ではなかったが、亡くなってみると、
なんだか彼の歌や歌声、映像の中に見た忌野清志郎が私の頭の中を駆け巡る。
ぶれない気概のある人だった。そのために社会との対立も多々あったが。

私の滞仏中、竹中直人監督の映画「119」がラロシェル映画祭に出品され上映された。
この映画の音楽担当を忌野がして日本アカデミー賞最優秀音楽賞を授与されている。

自転車を駆って颯爽と走っている忌野清志郎が見えるようだ。

告別式は元カネボウキャンペーンガールの妻、栗原景子さんが喪主を務め、
5月9日午後1時から東京青山の青山葬儀所で執り行われることになっている。

そういえば忌野は坂本龍一とカネボウじゃなく
資生堂のキャンペーンソング「い・け・な・いルージュマジック」も作っていたなあ。


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新型インフルエンザと日本人



ここ毎日、新型インフルエンザのニュースがマスコミを賑わせている。
しかし、日本国民の反応はどうだろう。
大型連休の真っ只中ということもあるが、高速道路は渋滞、
新幹線は立ち席がでて、空港では海外へ飛び立つ人で溢れ返っている。

私の住む町でも、何の変わりもなく、市からも新型インフルエンザの「し~」の字の
連絡すら皆無である。
観光客もの~んびり談笑しながら歩いている。
のどか、そのものである。
新型インフルエンザの存在そのものがないような日常である。

このまま、新型インフルエンザが大きな被害をもたらさずに
終息に向かえば万々歳である。私もそう願っている。
確かに、騒ぎ立ててもどうしようもないことだ。

しかし・・・ と私は思う。あまりにも危機意識が無さすぎやしませんか。
まぁ、これが日本人の国民性なのかな。


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2009年5月1日金曜日

新型インフルエンザワクチン、開発に着手予定



アメリカ疾病対策センターによると5月10日に新型インフルエンザのウイルス株を
医薬品会社に提供できるということだ。
これで今回の新型インフルエンザに関しては、本格的に開発に取り組める。

国際製薬団体連合会(IFPMA)加盟の製薬会社16社がWHO(世界保健機関)と
パンデミックワクチン開発で協力体制をとっているという。
ウイルス株を受理後、12ヶ月以内で25億人分を製造できるとしているようだが、
現在の世界総人口は67億8千万人、毎日20万人増えているそうだ。

感染者が何人に増えるかわからないが、新型インフルエンザに関しては、
諸説があるが、罹患率20~50パーセントらしい。
50パーセントに近いとワクチン不足になる。
それに通年用のインフルエンザワクチンと平行して製造するとなると生産量はわからない。

日本でも、4社がウイルス製造能力があるとのことだが、
新型か通年用か判断を出しかねているとのニュースも目にした。

一方で、今回の新型インフルエンザは感染しても軽症例が多いとの報道もある。

1918年のスペイン風邪のときも、6ヶ月後くらいから強毒性を持ったとの記事を
読んだ記憶がある。
今回のウイルスが変異で強毒性に変わらないことを願うが、
ウイルスは変異するものとの頭があるのでどうも一抹の不安は解消されない。


日本を襲ったスペイン・インフルエンザ