2009年5月6日水曜日

新型インフルエンザを取り巻く事情



なんだかひどく疲れている。といっても、連休疲れではない。
私はサラリーマンではないので、世間で騒いでいる大型連休とはまったく無関係な
時間の流れに身をおいている。

ここ2ヶ月半ほどず~っとパソコンと向かいっぱなしだ。
平均すると1日10時間ほどか。
それまではいまのような生活環境じゃなかったので、
そろそろ疲れがたまってきたのかもしれない。

認知症のテストで、「今日は何日ですか、何曜日ですか」というのがあるが、
今の私がこのテストを受ければ「何曜日ですか」との問いに
きちんと答える自信は無い。

以前、季節労働をしていたことがあるが、そのときだって、
休みが月に3日で、決まった日ではなかった。
そうなると曜日の感覚がなくなってくる。

若年性認知症もあるが、大多数は高齢者が認知症になる。
毎日が日曜日状態で生活していると、だれだって曜日の観念はな
くなってくる、と思う。

疲れた頭でカレンダーを見ていたら、こんなことをぼんやり考えていた。

現実に戻れば、大型連休を利用して海外に出かけた人の帰省ピークだ。
サラリーマンの多い日本では、カレンダー通りだと明日から仕事、学校が始まる。
まだ国内で感染者が確認されているわけではないが、
なんだか新型インフルエンザウイルスが、あっちへ行ったりこっちへ来たりと
いうイメージが浮かんでしまうのだが杞憂か。
杞憂のまま終わればこんなにラッキーなことはない。

日本では発熱しているという理由だけで、
病院から診察拒否された病人が何人もいる。
診察拒否は医師法か何かで禁止されているはずだが、
このような医療機関が増えればパニックにもなる可能性がある。

WHO(世界保健機関)は警戒レベルをフェーズ「6」に引き上げるべく
動いているという。アメリカ大陸だけではなく、
ヨーロッパでも人から人への二次感染が増えているからだ。

韓国でも二次感染が確認されたのではなかったか。
アジアに感染が広がるとまずい状況が起こりうると
感じているのは私だけではないだろう。
まだ新型にまでは変異していないが、
鳥インフルエンザが完全に押さえ込まれていないからだ。

インドネシアの豚からはH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが見つかっている。
その中の1株はすでに人への感染をするウイルスに変異しているとの
記事を読んだ。
このような状況のなかで新型インフルエンザが蔓延すれば・・・ 
と考えると空恐ろしくなる。

今回の新型インフルエンザへのWHOの対応を見ていると、
あまり信頼に足る行動・対策がなされなかったので、
そのことも心配の種になっている。

感染症の素人の私が、一人悶々としてもどうしようもない事なのはよく分かっている。
全世界で協力して取り組まないと解決できない問題である。
しかし、一方で、政治的・経済的な事情が取るべき対策に影響を与えるのだから
悶々とせざるを得ないのも現実である。


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