2009年4月28日火曜日

新型インフルエンザ、WHOが警戒レベル フェーズ「4」を発令



メキシコで発生した豚インフルエンザがWHO(世界保健機関)の警戒レベル・フェーズ「4」に引き上げられた(4月27日、日本時間は28日早朝)。

これを受けて日本でも舛添厚生労働大臣が新型インフルエンザ発生の声明を発表した。

しかし、WHOが定めた警戒レベルの定義を読むと、えっ?と感じるのは私だけではないだろう。
現状を冷静に鑑みるとフェーズ「5」くらいじゃないのかな。

昨年秋からの世界金融危機、経済危機を背景に、
新型インフルエンザの追い打ちに、世界経済への配慮が働いたのだろうけれど、
WHOの責務とは何か、を十分考えてもらいたいものだ。

今更遅すぎるが、早期に手を打って「豚インフルエンザ」といわれていた頃に
ウイルスの封じ込めを行っていれば、
こんなにも世界中に感染が拡大しなかったのではないかと思ってしまう。

結局、後手後手に回れば、1918年のスペイン風邪のときのように
世界での死者4,000万人に近づく可能性だって無きにしも非ずだ。

当時と比べると医療体制と医療技術が違う、と反論されるかも知れないが、
新型インフルエンザウイルスには、人間は免疫がないのだから深刻なのではないのか。

現在のところ、坑インフルエンザ剤タミフル、リレンザは有効との情報があるので、
少しは安心感があることは否めない。
しかし、アメリカのニューヨークですらタミフルが手に入らないとのニュースも流れていた。

ワクチン製造には約半年はかかる。それから増産しても我々すべてに
行き渡るまでは1年から1年半先になる。

日々、人ごみを避ける、マスクをする、手洗い・うがいの励行等の
自己防衛しかないのか。
症状がでれば、医療機関での受診ということになるのだろうが、
一般患者に感染の恐れがあるので、まず保健所等に電話連絡をして
そこで受診する医療機関の指示を受けることになる。
この手続きが混乱を起こすのではないか。
国民に徹底していないようにも思う。

「新型インフルエンザ発生時の対応について」私の住む市からは
なんの連絡もない。すべて個人任せである。
それにモラルを失った日本人も増えているので、パンデミックが起これば
どのような状況になるのか、悲観的になってしまう。

メキシコでは多数の死者がでているが、アメリカ、カナダでは回復する患者が
多いとの情報があるので、今回の新型インフルエンザの毒性が
強いものではなく、重篤な状態の患者が多数でないことを祈るしかない。


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