2009年4月25日土曜日

豚インフルエンザで感染拡大、新型インフルエンザ パンデミック?



徐々に新型インフルエンザの脅威が高まっている。

この間まで、声高に鳥インフルエンザを叫んでいたが、
少し沈静化の兆しがあったのか、ただ単にマスコミが報道しなかっただけなのかよく分からないが、
私たちの身の回りからはその情報が消えつつあった。

そんなとき、メキシコとアメリカでここ数週間、豚インフルエンザの人への感染が確認された。
WHO(世界保健機関)やメキシコ政府によると、メキシコ国内での
豚インフルエンザによる死亡者20人、その疑いでの死亡者は48人、合計すると68人の死亡者を数えている。
感染者数は1,004人もいる。
アメリカ・カルフォルニア州、テキサス州では感染者計8人。
メキシコでのこのインフルエンザは豚が起源のH1N1型であり、
H1N1型はアメリカで確認された豚インフルエンザ・ウイルスと遺伝子構造が同一ということだ。

アメリカ疾病予防対策センター(CDC)、メキシコ政府ともに、この感染は
人から人への感染であることを認めている。

感染者の多いメキシコ市やメキシコ州では、不特定多数の人が集まる場所、
劇場、図書館、博物館などは閉鎖した。学校も無期限の休校に入っている。

WHOは対策を協議し、フェーズ「3」から一段階あげたフェーズ「4」への引き上げも
検討しているという。

日本でも、フェーズ「4」が発令されれば、総理大臣を本部長とした
対策本部が設置されることになっている。
今日4月25日、午後から厚生労働省に設置された一般向け電話受付窓口
(03-3501-9031)には早速、相談が殺到しているようだ。

メキシコでの感染死亡者は若い人が多いという新型インフルエンザの特徴があるという。

メキシコ帰りの人、及びそれらの人に接して発熱やせきといった症状がでれば要注意だ。

豚インフルエンザ・ウイルスH1N1型は鳥インフルエンザ・ウイルスH5N1型に比べれば、
毒性が低いとのことだが、メキシコでの感染死亡者数を鑑みると
ウイルスが変異している可能性もあるようだ。

専門家の間では、新型インフルエンザのパンデミックを疑った方がいいのではないか
との意見もでていると聞く。

鳥インフルエンザでも現在、死者がでているので、豚、鳥ともども
インフルエンザ情報には注意を払い、自分自身でできる対策はきちんとしつつ、
ワクチンが早くできるのを願っている。


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090425-00000751-yom-soci

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