2009年3月16日月曜日

初春の野鳥



近頃パソコンと格闘する時間が長くなり、同じ姿勢なものだから疲れる。肩が凝る。お尻が痛い。

身体をほぐすために散歩に出た。歩きながら首や肩を回したり・・・ 

城跡で「やまがら」を見つけた。きびきびとした動作で木から木へ飛び回っている。
私の好きな野鳥の一種だ。

子供の頃ペットを飼うのが流行っていた時期がある。
私の家も「桜文鳥」「キンカ鳥」など飼っていた。

「桜文鳥」はよく馴れてほんとうに可愛かったが、
人に馴つかない野鳥にも心惹かれた。
「メジロ」は飼ったことがある。軒先に鳥かごをつるしていると
家の「メジロ」の鳴き声に誘われて野の「メジロ」が何匹も寄ってくるのだ。

私の住んでいるのは田舎である。野鳥もたくさん見かける。ウソ、ゲラ、ヒバリ・・・
子供心なのかもしれないが、外を自由に飛び回っている野鳥が無性にほしいのだ。
自分の鳥かごに入れて独占したいのだ。

私の子供の頃はまだ「霞網」が禁止されてなく屋根の上に張ったりもした。
獲れたのは「ヒヨドリ」や「すずめ」だった。ほしいと思う野鳥はかからない。

いま城址を自由に飛び回る「やまがら」を目で追いながら、
鳥かごに入れたいなんてまったく思わない。
野鳥は野にいて幸せ、かごの鳥になれば悲しむだけだろう。

この心情の変化はなんだろう、何故、子供の頃は野にいる野鳥を
そのまま愛でることができなかったのだろう。いまとなっては不思議に思う。

フランスにあるケレベル社鳥のさえずりを忠実に再現したハンドメイドの鳥笛は、野鳥とさえずり...

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