今日は長閑な一日だった。と、ふとそう思った。
でも現実にはパソコンの前でけっこう悪戦苦闘していたので「長閑」とはいえないかも知れない。
しかし、夜今になって「長閑」だったと思えたのは、天気のお蔭によるところが大きいかも知れない。
昨日の雨とはうって変わり、朝から春の日差しを感じることができた。
それに気温も徐々に高くなり20℃近くまで上がったのじゃないだろうか。
私だけではないと思うのだが、少なくても私はけっこう天候に左右される。
フランスに住んだときに、そのことは強く感じた。
最初、南仏に住んだ。まあ、ほんとうに天気がいいのだ!それに暖かい。冬でもコートはいらない。
空気が明るい。屋内にいると、この自然の恵みを享受しないことが罪であるかのような錯覚にとらわれる。
約1年でパリに引っ越した。夏は明るくていいのだが、秋口からどんよりと暗い天気になる。慣れれば、「こんなもの」と思えるが、南仏から引っ越した当初は空と空気の違いにやはり戸惑った。
(私はパリが大好きだった。最初の気候的な戸惑いはあったにせよ、私を惹きつけて止まない町である。このことは今日の主旨からは外れているので、話を元に戻そう。)
フランス人の友達がノルウェーの女性と恋に落ちた。その女性を追いかけて一年近くノルウェーにいたが、パリに戻ってきていうには「ノルウェーには住めない。あんなに暗い日がず~っと続けば精神的におかしくなる」、「ノルウェー人はみんな暗い」とまで言い出す始末だった。
私もスウェーデン経由で日本に一時帰国したとき、何月だったのか思い出せないのだがアーランダ空港は午後2時頃だったと思うがもうすでにかなり暗くなっていたことがある。そのとき、この時間からこの暗さじゃちょっときついな、って実感した。
ぜんぜんまとまりのない文章になってしまったが、その土地土地の気候によって性格を分析するのも面白いと思う。生まれ育った土地の気候と性格、慣れ親しんだ気候から離れたときに性格が変化するのかどうか。
もちろん個々人で異なるのは当たり前だと思うが何らかの共通した因子があるのかどうか。
私は興味がある。
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