2009年3月5日木曜日

市が市民のことを考えているかどうかの指標

昨日第二次補正予算案が国会で議決された。
評判のよくなかった定額給付金の支給も決定した。

青森と北海道では、早速、もう今日から定額給付金が支給された市町村がある。

私の住んでいるところはどうか。
4月1日から申請受付予定で第一回振り込み支給は4月20日予定らしい。
現金で受け取る場合は、5月18日受付開始で6月1日支給開始の予定とある。
支給を受ける人数は45,600人ほどである。

私は兵庫県に住んでいる。
ちなみに県内の「たつの市」は明日から支給する。人口82,000人。
県庁所在地の神戸市はどうか。人口155万人。今月中の支給が可能で30日に支給されるらしい。
兵庫県内の36,6パーセントの市町村が今年度中(3月末まで)に支給する。

私は個人的には、基本的に2兆円もの公的資金、すなわち税金を使うならばもっと有効な政策に使ってほしいと願っている。しかし、自民公明政権が強行可決のすえ合法的に決定したのであるからすぐに実施すのが望ましいに決まっている。

景気対策・消費拡大としての政策なら、この法案が可決されることがほぼ確定していたのですぐに実施できるように各市町村も手はずを整えていて当然なのではないかと私は考えている。

きちんと対応していた市町村は早いところでは今日から、神戸市のような大きな政令指定都市でも3月末には対応できるのだ。
ここでもリーダーシップがものをいっているのだ。首長がいかに市民の便宜を考えるか、この一点にかかっていると思う。

スピーディに対応することは市民にとってプラスである。だらだらとなかなか対応しないのはやはり市民サービスをなおざりにしていると批判されても仕方がないだろう。
日本は今後ますます人口が減少し各市町村も生き残りをかけて住民獲得に力を注いでいるこの時代に住民軽視の市町村には、私個人的には住みたいとは思わない。

この定額給付金の対応一つみても、それぞれの市町村が『市民をどう考えているか』を考える上での基準になるのではないだろうか。

早急な対応を怠った私の市に対する評価は悲しいかな、低くせざるをえない。

有能なリーダーは何故この日本から輩出しないのだろうか。

日本で「幸せな日々を送る」ことは可能なんだろうか。


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