2009年6月17日水曜日

トヨタ・新型プリウス試乗記+α


不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション


新型プリウスに試乗した。エンジンは1,800ccだ。

ただエンジンとモーターで動くハイブリッドなので実際のところ、何ccエンジン車と
同等なのか販売店の人に聞いてみた。
メーカーは2,400ccぐらいと言っているそうだが、
せいぜい2,000ccクラスでしょうとの返答。

車のグレードとしては6段階あり、今日試乗したのは上位から
3段階目の「G」グレードだ。車両本体価格2,450,000円。
こちら(ドライバー)の印象は、現在どんな車に乗っているか、
車に何を期待しているかによって異なるので他人が参考にするには
難しい点もあるだろう。

現在は3,000ccの車に乗っている。
そのうえでの印象だが、やはりパワーが劣る(当たり前の結果だと思う)。
ハイブリッドなのでブレーキが普通のエンジン車と違うということで、硬い感じである。
何となく地面の振動を拾う感じがする。
長時間運転じゃないのでモーター部への充電のためけっこう頻繁にエンジンが
かかっていた。長時間運転すればいろいろな場面で走りながら充電するので
モーターのみでの走行が楽しめるのかもしれない。

シフト回りは指先で操作できるようにというのがコンセプトらしく、
シフトで[ドライブ」「バック」に入れるのも簡単である。
シフトの近くにはパワーモード、エコモード、パーキング等がスイッチ操作一つで
切り替えられる。
カタログ上は燃費(Lグレードの場合)10・15モード走行燃費:38.0キロメートル/㍑
(JC08モード走行燃費:32.6キロメートル/㍑)だが、
実燃費は28キロメートル/㍑ぐらいじゃないかとの説明だった。

私たちの試乗中は16.9キロメートル/㍑の数字がでていた。
この数字の根拠として、私たち以外にも試乗した人がいて
そのいずれもが短時間運転、アクセルの踏み込みの感触を確かめたり、
加速具合を見る人がいるためということで燃費が悪くなっているとの説明を受けた。

空気抵抗係数(0.25)を小さくするためトライアングルシルエットを採用しているので
車内からリアウインドをとおして外が見にくい。
ただオプションでバックカメラを取り付けることが出来るので
資金に余裕のある人は気にしなくていいかもしれない。

オプションで画期的なのはソーラーベンチレーションシステム&リモート
エアコンシステムだ。屋根にソーラー電池を取り付けてクーラーのファンを回す。
駐車中の車内の熱気を外に逃がすシステムだ。
ただこのソーラー電池はファンを回すだけにしか使えない。

目的が違うといわれればそのとおりなのだが、モータースポーツを楽しむ車ではない。
エコを考えた操作の簡単な動く箱というのが試乗の印象だ。
環境にいい、そしてモータースポーツを楽しめるハイブリッドならいいのだけれど。

ちなみに車両本体価格は最下位グレードが2,050,000円、
最上位グレードが3,270,000円。
カラー(色)は8色。オプションのナビが300,000万円、バックカメラ50,000円、
ソーラーベンチレーションシステム&リモートエアコンシステム200,000円と
いうのがおおよその値段かな。

納期については注文が多く、今日現在発注しても生産を始めるのが来年1月中旬、
納車が2月、下手をすれば3月にずれ込む可能性があるらしい。
政府の打ち出している補助金10万円をもらうためには一刻の猶予もないと
勧められた。これは念のため。


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