2009年6月10日水曜日

オレンジの木とバナナの皮



私は毎朝バナナを食べる。別に[朝バナナダイエット]を励行しているわけではない。

かなり前からの習慣だ。10年近くになるかもしれない。時々は、焼きバナナにする。
焼くと免疫力が増すという話だ。バナナの皮の内側にある“すじ”がいいと聞いたことがある。
カリウムを含み、塩分の取り過ぎを防止する。
まあ栄養がありいろいろな効能があるといわれているが、
そんなことを考えてバナナを食べているわけではない。

「バナナダイエット」は流行したが、個人的には、バナナを食べて痩せた(る)ことはない。
私はフードファディズム信奉者ではない。

2年程前、我が家の「猫の額庭」の片隅にオレンジの木を植えた。
木といっても高さ70センチほどのものだ。
生垣の一部が枯れたため、目隠しを狙ったものだが、
オレンジの木の発育は考えていたよりめっぽう遅い。
肥料は基肥として油粕にしていた。

以前観た映画のなかで、花壇の花々が元気がないときには、
バナナの皮が肥料にいいとの会話(台詞)があった。
オレンジの木は花ではないが、私は毎朝バナナを食べているので、
じゃ、ちょっとその台詞通りのことをやってみるか、と実行した。

季節的なことも影響しているのかもしれないが、
なんだかいままでしょぼくれていたオレンジの木がかなり青々とした葉を広げてきた。

さきほど「フードファディズム」に触れたが、
私がオレンジの木にしたことはこれの一種になるのかな、
と少々複雑な思いはする。
だが[適度」をキーワードにして煽動されないことを心がけつつ、
知識の吸収と実践も必要だろう。


食と健康Q&A

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