2009年7月25日土曜日

低所得者いじめの太陽光発電政策




地球温暖化対策の一環だろうが、経済産業省が太陽光発電の普及を目指すという。

この意図には私も賛成だ。

私も太陽エネルギーを利用して電気をまかなえるのなら、太陽発電パネルを我が家の屋根に設置したいのは山々である。

だがいまのところパネルは設置していない。

何故か。答えは明らかだ。高すぎるのだ。

設置には、国からの補助金が出た期間もあった。


私の友人は設置した。300万円くらいかかったという。
そしてローンを30年組んだ。ローンを組んでも毎月払えると見込んだわけだ。


翻って私は、というととてもじゃないけれど、そんなお金は捻出できない。

パネル設置のために、ローンを組んだりしたら首を括る破目になる。


太陽光発電で余った電力を現在も電力会社が買い取っている。

現在買い取っている余剰電力の買い取り価格を2倍にするというのだ。

そこまではまあいい。

しかしながら2倍の価格で電力会社が買い取れば、それだけコストがかかる。

問題はここからだ。電力会社が買取にかかったコストを電気料金に転嫁するという。

私は、おいおい、ちょっと待ってくれ、といいたい。

太陽発電パネルを設置できる人はお金がある人だ。

私だって環境のことを考えている。設置したいと思っている。だが経済的に不可能なのだ。

毎日イヤになるほど生活を切り詰めている。

この上、転嫁したコストを電気料金に上乗せされるなんてとんでもない。


税金におんぶに抱っこで一生パラサイトしている公務員に、公務員以外の裕福でない庶民の感覚なんて分からないのだろうな、きっと。


現在、企業の余剰雇用が607万人いるとか。
いつ首を切られてもおかしくない人がたくさんいるということだ。

その上、現在失業中の人には、ますます仕事が遠くなるということでもある。

生活の目処が立ちにくい現状で、このような安易な企画しか考えられないような公務員は存在価値がない。


公務員の異常な世界

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