2009年2月27日金曜日

monochromeの意味を考える

今朝は雪化粧だった。
起きたときはすでに霙に変わっていた。それが雨に変わり、白い世界がモノクロに変わりつつある。

『モノクロ』って書いて、あれって疑問が湧いた。『monochrome』って「単色の」って意味だよね。
『mono』って接頭辞で「一つの」って意味を表すはずだよなあ。

白黒写真や白黒映画のことをモノクロってよぶが、考えてみれば不思議だ。単純に『白』と『黒』とを数えれば2色のはずである。推測でしかないが『カラー』ではないという意味合いで『モノクロ』とよばれたのかな。『白』(厳密には『白』ではないが)何も処理をしないと『白っぽく』なりそこに単色の細工を施すので『mono』と考えられたのだろうか。
できあがった結果を見れば『黒』と『白』の世界だから『bi』をつかって『bichrome』と考える人はいなかったのだろうか。

このようなことを考えても何の役にも立たないことはよく分かっているが、自分自身の中ではけっこう面白がっている私がいる。大げさに言えば『人間がどのように世界を考えているが』に繋がることだと思う。

雪景色が雨によってもとの風景に戻りつつあるのをぼんやりと眺めながらの雑念(一考察?)でした。

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